その品質とコンセプトが気に入って、最初に1周年の記念品として選んで以来、
ずっと同じブランドのオーガニックコットンのフェイスタオルにと決めています。
今日はちょっとそれについてお話を。
最初の出会いは4年前の1周年記念の品を探してる時。
レッスンの時にも使っていただけそうな、持ち運びもしやすい薄地のタオルを探しました。
そこで「天衣無縫」というオーガニックコットンのブランドのハンドタオルがデザインも素敵で良いなと思いました。
「天衣無縫」の意味は…
小説や歌の題名などにも使われていることがあるようですが
天女の衣には縫い目など人の技巧が施されていないことから、
詩文などが流れるように自然で、技法が目につかず流れるように自然であり、少しも抵抗を感じないこと。
そしてその商品を選んだもう一つの理由が、
東北コットンプロジェクトによって生産されたコットンを使った商品ということ。
東北コットンプロジェクトとは、東北の震災後の津波によって被害を受けた田んぼは、塩害のためしばらく稲作ができないのですが、代わりに綿花の栽培をすることで荒地を回復させ、また日本の綿花栽培の復興も目指そうというプロジェクトです。
40社くらいのアパレルブランドが参加し、それぞれ製品の一部に東北コットンを使っています。
そして次の年は、東北コットンは使っていませんが、優しい手触りと色合いのスラブガーゼボーダーのフェイスタオルを選びました。
レッスンで使っていただくにはある程度の大きさも必要ですし、
かさばらない薄地で男女関係なく使えそうな感じが良いかと。
一見、取り立ててすごく特徴があるわけではないですが、表地がガーゼで裏がパイル地になっており、厚地ではないのにふっくら感が特徴。
生成り地とボーダーの部分で糸の太さが違うことで
うねうね、シワが自然にできてふっくらするのだそうです。
化学処理をしない自然な糸の色と、カラーの部分には土から採れる鉄分を主体にしたベンガラ染。
なので、製造の時期によって色合いが少し違うのです。
今年のカラーはピンクに決めました!
届くまでどんな感じのピンクか楽しみです。
また、
端っこがフリンジになっているのも、アクセントになっていますが、
これによって水がたまらず乾きやすいようです。
下の写真は我が家で毎日のように使っているものですが、2〜3年経っても
あまり感触が変わらないです。
ちなみに、洗濯時の注意事項に
「蛍光剤、漂白剤入りの洗剤、乾燥機の使用はお避けください」とあります。
もともと我が家は、タオルは他のものと分けてあまりガシガシ洗わないようにはしていますが。
でも、
ふっくらした厚地のふわふわタオルや、ホテル仕様の型崩れしにくしっかりした生地のタオルも好きです。
色々な感触を楽しみたいので家では、用途によって使い分けたりもしています。
棚にぎっしりタオルがきちんと収まっていると、なんだか嬉しい…
けど、家族が自分の好みのタオルを下から取ったりするので
すぐぐちゃっとなっちゃうんですけど。
毎年楽しみにしてくださっている会員様へ、
しばらくはこちらのタオルをシリーズで毎年お届けでいたら良いなと思っています。
お家での日常使いとして、あるいはレッスン時の汗拭きに(しっかり吸い取れますね!)
ぜひご活用ください。
WRITER
濱口 由美子
YUMIKO HAMAGUCHI
株式会社スプリングスピラティス代表
トップインストラクター
ピラティス /ジャイロトニック/ 理学療法士