2019.8.23
しばらく間があいてしまいすみませんでした。みなさん、夏バテなどされていませんでしょうか? お盆をすぎても蒸し暑さが厳しいですが、朝晩はいくらか気温が下がるようになってきた気もしますね。 それでも実際まだ暑いですし、蓄積された疲れもあるのでこの時期は、食事の面からも”疲労回復“を考えることが大切です。 疲労回復や食欲を刺激してくれる、酸味やスパイス、薬味を利用したり、胃腸を保護してくれるねばりのある食材を使うのもコツ。 疲労回復のビタミンと言われているビタミンB群(豚肉やうなぎ、レバーなど)の摂取やビタミンに加え 抗酸化力の高い食材も積極的に摂取して欲しいと思います。 というわけで、本日は抗酸化力が実は高いナスとビタミンB群を含む豚肉(今回はひき肉)を使用した アジアンな味付けのレシピをご紹介します。3,4日冷蔵庫保存も可能ですよ!
ベジタリアンの方はヴィーガン用の大豆ミートなどで代用してくださいね。 豚ひき肉の半量を水切り豆腐をそぼろのようにして炒めてもカロリーダウン&大豆の栄養もしっかり摂取できるのでおすすめです。 ナスの抗酸化力とたんぱく質、干しエビからカルシウムも摂取も何気にできて夏バテ予防しながら骨粗しょう症予防にも 実は役立つレシピです。 ナスをレンジにかける時は切り込みを入れる方が無難です。切り込みをいれないと空気の逃げ道がなくなり ボンっと爆発することもあるそうなので注意してくださいね。 それでは、一昔前まで栄養なんてほとんどないと言われていた「なす」の栄養についてご説明します。 (確かにビタミンは他のお野菜に比べて低いですが。。。苦笑) 綺麗な紫色の皮にはポリフェノールの一種アントシアニン系「ナスニン」(まんまなネーミングW)が含まれています。 その抗酸化力はビタミンACE(抗酸化ビタミン)よりも強いと言われていて、身体をサビつかせる活性酸素を 抑制してくれるので、ガンや生活習慣病などの予防に役立ちます。 アントシアニン系なのでブルーベリーなどで言われるように、眼精疲労にもいいです。 もう一つ含まれている代表的な栄養素は「カリウム」夏場は特に大事なミネラルです。 細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりしています。 そのため高血圧予防やむくみ改善に役立つといわれています。 最近は骨密度の増加にも関係しているとも言われているそうです。 不足すると、倦怠感や食欲不振になると言われています。つまり夏バテに!!! 汗とともにカリウムも排出されてしまうため、豊富に含まれる夏野菜や果物など食事からしっかり摂取しましょう。 この二つの栄養素の弱点は「水」。水溶性の栄養素なので水に晒すと溶け出してしまうんです。 なのでアク抜きしたい時は長くつけないようにするのがポイント。 また「ナスニン」は皮に含まれているので、皮ごと食べるレシピの方がおすすめです。 続いて見分け方と保存のポイントを。 ◇見分け方 ・ハリツヤがよく色の濃いもの ・ヘタのすぐしたの部分が白いもの(新しく成長した証) ・トゲがするどく元気なもの ◇保存方法 ・ジップロックに入れて野菜室へ (低音と乾燥に弱いため。さらに新聞やラップなどでひとつひとつ包むとバッチリです) 久々すぎる投稿となってしまいましたが最後までお読みくださり本当にありがとうございました。 夏場は、汗とともに出てしまうミネラルだけでなく、紫外線や暑さからの回復のために多くのビタミンや 抗酸化力のあるものを摂取することがとても大事です。 疲労回復を考え、夏バテや秋口に多い夏場に溜め込んだ疲れが出てこないようにしたいですね。 食事も睡眠もしっかりとってくださいね〜。
▼広田 恭子
ベジフルビューティーアドバイザー