withコロナ時代 食事からもメンタル調整 vol.3

2020.10.08

 
   
   
   
   

ゆっくりな更新になっておりますが、、、今日は第3段目。アドレナリンについてです。
アドレナリンは興奮や緊張状態の時に出ているホルモン。闘争だけかとおもいきや逃走の両モードで出るそうです。
気合い入れてカッカしている興奮、戦闘モードも恐怖からのドキドキ心拍数上昇もアドレナリンが分泌されている状態です。
 
アドレナリンのお話。。。の前に、ホルモンについてちょこっと説明を加えたいと思います。
ホルモンとは、特定の器官や組織に作用を及ぼす「化学物質」のこと。
内分泌線(下垂体、膵臓、副腎、甲状腺、視床下部など)と呼ばれる器官から作られ、
血中に分泌されて全身に送られます。ごく微量〜〜で、身体に作用を及ぼすそうです。
恒常性に関わったり、脳では神経伝達物質として働き(=脳内ホルモン)、感染やストレスに対しての防衛の為に働いたり
とたくさんの働きを促しているそうです。人体のネットワークってつくづくすごいなと思いませんか?
 
(良い意味でも)ストレスを受けると「交感神経」がピコピコンと反応して、次に「ホルモン」が了解!!と、動き出します。
ごく微量で作用するので、過剰に分泌されたり不足するとホルモンバランスの乱れとなって
心身に大きく影響を与えてしまうんだそうです。

前置き長くなりましたが、、、
アドレナリンは内分泌腺の「副腎(髄質)」で作られ分泌されます。(副腎は腎臓の上を覆うように鎮座)
ノルアドレナリンというのもあって、こちらは「神経伝達物質」や「交感神経」&「副腎(髄質)」からも分泌されるそうです。
で、この二つ、何が違うのよ?ですよね。(笑)以下にまとめますね。
 
【アドレナリンの働き】
・心拍数UP
・筋肉の血管を開く(身体を動きやすくするため)
・血糖値の上昇(筋肉に血液とエネルギーを送るため)
など
 
【ノルアドレナリンの働き】
・末梢血管を収縮させて血圧を上昇(緊急事態やで〜!って恐怖や寒さでブルブルの時)
など
 

どう体内で出来上がってくるかというと。。。
実は、ドーパミン→ノルアドレナリン→アドレナリンという過程を経てアドレナリンが分泌されるそうです。
ドーパミンでエンジンかけて、ノルアドレナリンでふかし、アドレナリンでいくぜ!!
みたいなイメージですかね!?(笑、個人的感想)
 
こういう化学物質ができる前段階を「前駆体」と言うそうで
ドーパミンがノルアドレナリンとアドレナリンの「前駆体」になるそうです。
ということは、栄養で必要になるのは。。。ドーパミンと同じものになります。
たけのこについてる白いやつ・・・チロシン。それバナナにもあったなー。とか
たんぱく質必要って言ってたな〜。ってことを思い出していただければ嬉しいです(笑)

 

そんなアドレナリンを味方につけてどう上手に付き合えばいいのでしょうか?
運動したり、勉強や仕事のやる気でてきた(=ドーパミン分泌)→いい感じの緊張感(=アドレナリン分泌)
と連携プレイで運動能力が上がったり脳が覚醒して集中力UPしたりとよい結果を作ってくれるのですが。。。
長い時間ストレス化に置かれ、出すぎるとなかなか寝付けなかったり、内臓機能の低下や血行不良
代謝の衰え、便秘などの不調が出てくるそうです。内臓機能が低下と血行不良がおこれば
免疫力もおのずと低下しますよね?もちろん自律神経もバランスを崩すのでプチ不調がおこります。。。
精神面も攻撃的になりやすく安定しなくなります。逆に足らなくなると、、、無気力でうつなどを発症してしまうそうです。

 
何事もほどほどに。いい感じのテキトーがいいですが、なかなか難しいときはリラックスタイムを設けたり
悪いストレスからは離れたり、感じないようにしたり、考えすぎない方が良さそうですね。
 
どうしても頭が動きまくって「思考」が手放せない時、「感じる」ことをするのがいいそうですよ。
運動したり深い呼吸でいまの身体の感覚を味わう。匂いも味も見るも「感じる」ですよね?
人間「考える」と「感じる」はしっかり同時にはできないんですって。(それを聞いた時、へーー。でした。)

じゃあ、リラックスしてる時出るホルモンは??はvol.4で。笑
次回早めにまとめられるように頑張ります!!本日もありがとうございました。

広田 恭子

KYOKO HIROTA

ベジフルビューティーアドバイザー