番外編!! 女性のみなさまへデリケートゾーンのケアのお話

2022.2.20

 
   
   
   
   

久々の更新でちょっとベジフルの投稿とは違いますが、
膣ケアの話を聞いて、スプリングスでは骨盤底筋についてしっかりと取り扱っているので
きっとみなさんも興味あることと思いシェアしたいと思いました。
 
膣ケアは海外ではドラックストアで膣ケアオイルが売られているほどスタンダードなのに、
日本はイメージ的になかなか広まっていっていないですよね。
最近ではコスメキッチンさんなどでも専用のソープやオイルが売られるようになってきましたが
それでもまだまだ浸透率は低いですよね。
 
単にそう言った行為のためではなく、80歳すぎても女性らしく口紅やネイルをしてお出かけを楽しむ。
生涯女性として楽しむためには、女性にしかないこの部分をケアすることは、顔のお肌の手入れをするくらいに
とっても大事なのだそう。
 
イメージ的に、キュッと閉めるトレーニングを思われる方が多いと思うのですが、
膣ケアとはそう言ったことではなく、お肌のお手入れと同じように良質のオイルでマッサージして
血流をよくし肌や粘膜をやわらかくして潤わせるということ。
 
女性ホルモンの減少により膣の潤い不足が始まると、膣の痒みや痛み、ニオイなどの問題が出てきます。
みなさんは大丈夫ですか?
この症状は、ガクンとホルモンバランスが崩れやすい更年期前後に訪れやすいそうです。
放置し乾いたままにしてしまうと膣の萎縮が始まってしまうそうです。
 
そんな膣の変化はパートナーとの関係に支障が出るだけでなく、頭痛や肩こり、腰痛、便秘といった
さまざまなプチ体調不良までを誘発してしまうとも言われています。
 
たしかに生理不順でホルモン剤飲むほどホルモンバランスがものすごく悪かった私は、
30前後でしたが、その頃プチ不調がすごく多かったです。
血流が滞り、淀みがプチ不調となって現れているといった状態でしょうか。
汚い川をイメージするとわかりやすいかもしれません。泣(苦笑)
 
また、体の不調だけではなく、イライラなど精神的に影響もでて更年期の症状も強くでてくる方も多いそうです。
 
 

◆デリケートゾーンのケアメリット
 ①血流促進→潤う→ホルモンの分泌UP➡︎膣の自浄作用も回復でニオイなどが防げる。更年期症状ゆるやかに。
 ②代謝改善→免疫力UP、冷え性や生理痛の改善。臓器と感情には関連があるためストレスが解消で心身ともに健康に
 ③血流改善→細胞活性化➡︎肌にハリと潤い弾力がUPで美容にも
 骨盤底筋弾力維持にも有効➡︎加齢で起こりやすくなる頻尿や尿漏れといった排泄のトラブルも回避、軽減

 
◆デリケートゾーンは全身と繋がっている
東洋医学では12ある「経絡」のうち、生殖器部分とつながり体をぐるっと通っていく「任脈」「督脈」があります。
「任脈」は下唇から前面の真ん中を下へ、顎、首、胸、ヘソ通って会陰へ
「督脈」は肛門から後ろへ尾骨の先端→仙骨→腰椎→胸椎→頸椎→後頭部→頭頂部→前頭部→鼻から上唇、上歯の付け根まで。
と全身とつながっているため、デリケートゾーンの影響が全身へと巡ります。

 
◆デリケートゾーンのお手入れ
・専用の石鹸や本当に弱い弱酸性のソープで洗う
・オイルでマッサージ(生理中は行わない。刺激がなく上質のオイルを使う。セサミ系など種子系がいいそうです。)
・温める(オーガニックコットンのショーツやナプキン)よもぎ蒸しや漢方蒸し、坐骨周りをボールなどでほぐすのもオススメ

 
◆その良いこと
・骨盤底筋を鍛える。(体の中心軸を整え、骨格を整えていくことも大事)➡︎正しい呼吸でピラティスをする!!笑
・栄養バランスを整える(旬のものからエネルギーをいただく。良質の油やタンパク質をとる)
・睡眠と運動
 
 
という感じでザザッと聞いてメモったことをもとにまとめてみました。
今回お話しを伺ったのは岡山で産後ヨガや臓器脱改善スクールをされているイムラノゾミさん。
70歳のクライアントさんでもケアを始めて効果があって喜んでくださったそうなので、
是非みなさんも生涯、女性を楽しむために取り入れてみてはいかがでしょうか。

※伺ったおすすめの本「枯れないからだ」「潤うからだ」どちらも著:森田敦子
 

広田 恭子

KYOKO HIROTA

ベジフルビューティーアドバイザー