2020.5.21
独特の香りから好き嫌いがどうしても分かれてしまう春から初夏が旬のパクチー。 好きな人にとったら、美味しいだけではなく栄養もたっぷりで嬉しい効果がたくさん。 その驚くべき効果や保存方法などまとめたので参考にしてくださいね。 1.βカロテン(抗酸化ビタミン) 体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜に潤いを与える。 →喉や肺など呼吸器系統を守る働きがある 2.ビタミンC(抗酸化ビタミン) 風邪などの予防に繋がる免疫力アップに効果! シミそばかすの予防、コラーゲンの生成に必要なビタミン。 3.ビタミンB2 たんぱく質や糖などをエネルギーに変換する働きを助ける代謝に関わるビタミン。 皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをしてくれます。 不足すると口角炎や口内炎に(←生まれ変わりが速い組織であるため症状が現れやすい)
4.鉄分 貧血予防に必要なミネラル。 動物性のヘム鉄と違い、植物性の方が吸収力が低いです。 でも、ビタミンCと動物性のたんぱく質と組み合わせて摂取すると吸収力がUPします。 さらに果物や野菜に含まれるクエン酸やりんご酸も吸収力UPに役立ちます。 なんと、パクチーにはりんご酸が含まれています。 5.カルシウムとリン 骨や歯の正常な発達に不可欠なミネラル→骨粗しょう症予防 カルシウムは神経興奮の抑制時に使われるミネラルでもあるんです。 牛乳などと比べて吸収率が変わってくるのでお野菜の場合は、 たんぱく質とクエン酸で吸収力UP(→鉄分とほぼ同じ) 6.香り成分(精油成分)には?? ・殺菌効果(サルモネラ菌に有効という研究結果もあるそうです) ・抗炎症作用 ・胃腸を助けてくれる働きがあります。 7.その他 ・キレート作用(体の老廃物を排出するデトックス効果)…セリ科の植物に多い効果です 1.葉の色が鮮やかでみずみずしいもの 2.茎はあまり太くなく、張りのあるもの 根があれば根を水に浸し、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙などで包み ジップロックなどに入れてできれば”立てて”野菜室で保存。 根をコップに入れた水挿して保存するのもオススメです。 (私はその上からビニールをかぶせて冷蔵庫のポケットに入れることが多いです。 青じそ(葉は濡らさず)などもこの方法が一番持ちます) 使い切れなさそうな時は、部位ごとに分け使いやすいサイズにして冷凍を。 まずは葉、茎、根に分けて使います。 葉は適当なサイズに。茎は細かめに。根の方がちょっと香り強め。なので潰しみじん切りにして たれに加えたり、肉団子の中や、スープなど加熱するのに使うのがオススメです。 タイスキのタレを手作りした時にはあった方が美味しいと思いました。 いかがでしたでしょうか? パクチーの注目されている効果はたくさんあるので、せっかくならそれをちょこっと頭に入れて 美味しいおうちごはんを楽しんでみてくださいね。
ベジフルビューティーアドバイザー