インストラクター向け骨粗鬆症ワークショップの告知

2018.4.22

 
   
   
   
   

5月25日金曜日に、外部主催になりますが、骨粗鬆症についてのワークショップの担当します。
インストラクターやトレーナーなど、運動指導に携わっている方向けのワークショップです。

BASIピラティスと、様々な団体のピラティスインストラクターが多数所属するピラティススタイルを運営する株式会社ZEN様から声がかかり、骨粗鬆症のテーマでお話をさせていただくことになりました。

 

最近はピラティススタジオにもシニア層のお客様が増え、骨粗鬆症を始め様々な疾患を併せ持つ方に対応することが多くなってきました。

下の画像の意味は…
International Osteoporosis Foundation(骨粗鬆症に関する学術活動、啓蒙活動などを行う国際団体)のウェブサイトからのコピーですが、
世界中で、50歳以上の女性の3人に一人が、また同じく男性の5人に1人が骨粗鬆症を患っている。

骨粗鬆症は症状がなく進行し、骨折して初めて骨粗鬆症と診断されることが多いです。
スタジオに来る方が骨密度の検査を受けているとは限らないので、更年期以降の方を担当する時には、まず骨粗鬆症の有無を確認することが大切です。

 

骨粗鬆症の骨折予防対策の一つに運動がありますが、骨折をさせないために避けるべき動きを理解した上で、骨折を防ぐために効果的な運動を指導する必要があります。

身体を扱う仕事に携わる私たちが、責任を持って骨粗鬆症の方にエクササイズを安全に効果的に提供できるよう、
今回のワークショップで一人でも多くのインストラクターの皆様にお伝えできればと思います。

 

以下、詳細です

 

「骨粗鬆症に対する安全で効果的なエクササイズプラン作成」
5月25日(金)13:00~18:00
料金 16000円
場所 BMS1
50歳以上の女性の3分の1がかかっているといわれる骨粗鬆症。この骨粗鬆症に対する理解を深 めることで、クライアント全体像をとらえ、安全で効果的なエクササイズプランの組み立てができるようになることを学びます。
ピラティスのコンセプトを応用したエクササイズが中心ですが、すべての運動指導者に共有していただける内容です。
・骨粗鬆症のメカニズム
・骨粗鬆症の臨床的背景
・簡易評価ツールの紹介
・初回インタビューでの情報の引き出し方
・転倒、椎体骨折などのリスクについて
・骨折の一次予防、二次予防のための運動指導に必要な要素は?
・日常生活の動作分析とゴール設定
・プライベートセッションのプラン作成
・グループセッションのプラン作成
・マット、椅子、立位、プロップを利用したピラティスエクササイズのモディフィケーション
・バランストレーニング、歩行や階段昇降などへの応用

 

お申し込み、詳細は以下のウェブサイトになります。
https://www.bodymindspiritresearchlab.com/hamaguchi.html

濱口 由美子

YUMIKO HAMAGUCHI

株式会社スプリングスピラティス代表
トップインストラクター
ピラティス /ジャイロトニック/ 理学療法士