2020.7.15
こんにちは。気づけば7月も中旬。更新遅れていてすみません。 東京は安定の梅雨空が広がってますね。。。 今日はそんなじめっとした気分もとばしてくれるような 夏野菜のパワーとスパイスの力をかりたメニューをご紹介いたします。 それでは早速レシピへ サブジはスパイスでお野菜を蒸し煮や炒め煮したインドの料理のこと。 スパイスの配合は好みで変えていただいて全然OKです。笑 それくらいアバウトでも美味しくできるのが簡単なスパイス料理。 味が締まらないと思う時は塩気のあるものを足してみると案外落ち着いたりします。 今回、わたも種も利用したゴーヤを使用してみました。本場インドですとイボイボの方が苦いと 考えられているそうで、イボイボを削ってわたと種を食すようです。 種がアクセントになり、意外とわたが気にならないというか、パリパリ食感もよいなと思いました。 苦味平気よ。という方は切って塩もみして水分絞らないで「栄養逃しません!!」を選んでいただいても構いません。笑 ちなみにわたもビタミンCが果肉(言い方あってます??)よりも多く含まれています。 火が加わり甘くなった玉ねぎと酸味が和らぎ旨味が凝縮されたトマトに、コーンの甘みも加わり ゴーヤの苦味を抑えてくれます。トマトが少なめよりは多めの方がおすすめです。 使用したのはミニトマトの中でもわりと大きめでした。 玉ねぎをきつね色(飴色までいかないでOK)炒め甘みを引き出すのもポイントです。 玉ねぎをフライパンに広げて弱めの中火で蓋をしてしなっとするまで待ってから(ごく少量の塩加えてもOKです) 蓋をとり火を少〜し強めて水分を飛ばした方が早いような気がしますし美味しくなる気がします。 飴色にしたい時もこの方法がおすすめです。 それでは、今回使用したお野菜の効能について少しお伝えしたいと思います。 トマトの抗酸化物質、みなさんご存知のリコピンはメラニン生成に関与する酵素に まったをかけてくれるので美白に効く成分。 とうもろこしは炭水化物多めですが、ビタミンB群やミネラルを多く含んでいるので疲れをとったり むくみ解消にのに向いている食材。少ないですがビタミンEも含まれているのでリコピンのパワーもUPさせてくれます。 そして、ゴーヤ。 詳しくはもう一つの方でまとめたいと思うので、さらっと(?)いきます。 βカロテンやビタミンCが豊富。熱に弱いビタミンCですがピーマンと同じように加熱してもビタミンCの損傷が少ないのが 特徴です。ビタミンEも含み、抗酸化ビタミンのACEが揃っていますし、ミネラルも豊富(むくみ解消、血圧を下げる) そして苦味の成分「モモルデシン」にどんな効果があるのかというと 胃腸を整えて食欲を増進させたり、血糖値や血圧を下げるということがわかっています。 コリアンダーやクミンにも健胃や整腸の効果があります。 胃腸が元気になると免疫力UPにつながるだけでなく、結果的に疲れをとるのにも有効になります。 またクミンは以前も紹介しましたが(コチラ)、コリアンダーについて安眠にもいいと言われています。 食べてというよりは、香りの成分ですが神経を落ち着かせてくれる効果があるからのようです。 独特な香りの葉っぱとは違い、清涼感があって「はぁ〜〜。良い香り♪」と言える香りですよね?
コロナもなかなか収まらず、東京はお天気もどんより続きですが 手洗いやうがいなど行動で気をつけられる部分は続けて、食べ物から栄養をしっかりいただいていきたいですね。
九州並びに島根や広島、岐阜・長野、愛媛他各地、豪雨災害で被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。 大雨がまた続いたりしませんように。。。
▼広田 恭子
ベジフルビューティーアドバイザー