ストレスや骨粗鬆症対策にも効く!! 春菊のサラダ

2019.4.08

 
   
   
   
   

年度末からからあっという間の新年度。新しい元号「令和」も発表され、気づけば入学式シーズンに。
新しい元号は、花が咲くこの季節の発表にぴったりでしたね。
季節の移り変わりを感じつつ、美しさやはかなさなどを感じてきた日本人には馴染みやすい気がします。
うららかな春の日のような平和な時間が続いてくれることを祈って。。。

  
ではでは、今日はちょっと旬からすぎてしまいましたが。。。汗
せっかくなので生で味わう春菊のサラダをご紹介させてください。
(ちらっと写ったミモザで3月に作ってあったのがバレバレですね。苦笑)
早速レシピへ。

今回美味しく仕上げるポイントは、以下2点です。
・葉をパリッと仕上げること
・春菊の選び方

パリッと仕上るためにはレシピでも書いたように、
洗って下を少し切り落とし軽くサラダピルスナーで水気をきり蓋をして冷蔵庫保存。
サラダピルスナーがない場合、洗って軽く水気をきりキッチンペーパーに包んでジップロックに。
実はこの方法、夜に翌朝分も作っておくと朝起きてサラダを準備するのにとても便利なんです。
そのままお皿によそうだけでパリっとになったお野菜が朝の食卓に並びますよ♪

  
もう一つのポイント、春菊の選び方はこちらです。
【選び方のPoint】
 1, 茎の細いものを選ぶ(=柔らかい)
 2, ピンと張っていて緑色が鮮やかなもの、茎の切り口がみずみずしい(=新鮮)
 3, 香りが苦手な方は葉の切れ込みが浅くまるっこい葉のものを(九州方面産)
  香りが強いのは切れ込みの多い細い葉のタイプ(関東方面)、その間が関西。=「菊菜」。アクも少なめ。
  苦味や香りなどお好みや調理方法によって選び分けてくださいね。
  
 
つづいて、栄養や他の食材についてもお話を。
【春菊】
βカロテンが豊富。それだけでなくビタミンCや、鉄分、葉酸、カルシウムなども含まれ
女性や骨粗しょう症予防にも嬉しい葉野菜です。
野菜の鉄分はビタミンCたんぱく質を一緒にとることで吸収力がUPします。
 
また、この独特の香りや苦味はストレスを緩和する作用もあるんです。
気温差が激しかったり新しい環境に入り知らず知らずのうちに自律神経も乱れていた
なんていう場合にも味方になってくれる食材です。
旬は11月から3月ぐらいまでなのですが、今の時期にもまだまだ恩恵をもたらしてくれるな
と思ったのでご紹介させていただきました。(バタバタしていただけ…かもしれない!?苦笑)
 
 
【マッシュルーム】
旬は秋はもちろんなのですが、実はこの今の時期も第二の旬です。(4月〜6月)
キノコ類全般に言えることですが、下処理で綺麗にするのに水で洗わないこと。(なめこはOK)
含まれるうまみやビタミンが水溶性でキノコ自体が90%も水分でできているため
水に溶け出しやすいんです。すぐ水っぽくもなってしまいます。
 
汚れの気になるものは、固めに絞った濡れフキンやキッチンペーパーなどで丁寧に。
虫が付くようなところで栽培されているものは調理の直前に、海水濃度の食塩水にさっと浸して落とす。
 
マッシュルームの栄養面では、食物繊維が豊富。また、ビタミンB群も含まれ疲労回復にも役立ちます。
鮮度が落ちるのが早いのであまったものはスライスしてジップロックに入れて冷凍保存を。
冷凍しておくとスープや炒め物などに使うのに便利ですよ。
  
 
【くるみ】
ナッツの中でも抗酸化力が高いと言われています。
オイルのところでも脂質はオメガ3が多いです(オイルの話参照
動脈硬化を防ぎ、コレステロール値や中性脂肪値を下げるなど、生活習慣病の予防に効果があるとされています。
また、くるみには眠りを誘発するホルモンであるメラトニンを分泌する作用があるそうですよ。
  
  
ちょっと旬はすぎてしまいましたが、春菊を使用した骨粗しょう症予防にもなり、
ストレスの緩和睡眠にも良いレシピのご紹介でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

  
▼広田 恭子

広田 恭子

KYOKO HIROTA

ベジフルビューティーアドバイザー