食欲の秋。。。胃腸にいい食べ物

2017.10.13

 
   
   
   
   

秋の味覚もだいぶ出回り、気温も落着いてきてご飯が美味しい季節ですね。
そんな食べ過ぎた翌朝にはスムージーがオススメです。
 
確かによくネットや雑誌に書かれていたりするけれどどうしてか。。。
の疑問に今日は少しだけ迫ってみたいと思います。スムージーレシピも紹介しますね!
 
 
では、食べ過ぎ、飲み過ぎの調整になぜスムージーが良いのか?
 
 ①胃腸への負担を少なめにして食物繊維を摂取出来る→排出のお手伝い
 ②野菜や果物はカリウムが豊富→むくみ防止、軽減(朝のぶちゃいく顔から早めの脱出)
 ③そこまでお腹空いてなくても朝、栄養を手軽に摂取出来る→代謝できずに残ってるものや消化のお手伝い
 
この3つが大きいと思います。
 
もぉー、胃腸がもたれてもたれて仕方がない…という時はミキサーですべてをガーーーっとする「スムージー」ではなく、
ジューサーで作る不溶性食物繊維を取除いた「コールドプレスジュース」や
お水に一晩漬けてできるデトックスウォーターの方がオススメ。
(ジューサーがなければミキサーで作ったものを漉すとできます)
ビタミンは摂取しつつより胃腸の負担をかけずに済みますよ。
 
さらに吐き気まであるときはキュ!!とするほど酸味があがってくる柑橘類はなるべく避けましょう。
ほんのりレモンウォーター(+ミント)で気分がよくなるぐらいでしたら大丈夫だと思います。
自分の身体と相談しつつ選んで下さいね。
 

でも、そこまでは胃腸はやられてないし、余分なものも排出したいし昨日のカロリーなるべくチャラにしたい!
と思った翌朝は、スムージーで排出のお手伝いをしてもらうのがベストです。
朝はヒトにとって排出の時間帯。排出のお手伝いや排出されたものを補うのに朝、果物や野菜を摂ることは
実はとってもベストな時間帯
でもあるんです。
 
 
胃腸の不調予防やちょっと元気ないな。ストレスたっぷり受けたな〜。
の時のオススメ食材をちょこっと紹介。
 
キャベツ(傷ついた胃腸の粘膜を修復を促すビタミンU(キャベジン)、修復する(LPA)←細かく切ると酵素が働いて出来る成分)
ダイコンやカブ(ジアスターゼ消化酵素たっぷり。消化を手助け←これも細かく切った方が出る成分。大根おろしで摂取がオススメ。)
レンコンや長芋、オクラ、なめこなどぬめりのあるもの(ムチンという成分が胃の粘膜を保護)
 
でもあまりスムージーには向かない食材ですね。笑
お味噌汁やランチ、夕飯に取入れてみることをオススメします。苦笑
 
ただ、この胃腸によい成分、どれも熱にあまり強くない成分なので生で食べられるものは生で。
熱を加える時は加えすぎないようにするのがポイントです。
雪見鍋なども最後かまたは取皿に食べる都度入れる方が消化酵素を効果的に摂取出来きますよ。
...さんまに大根おろし、昔の人はすごいな〜と思わずにはいられない組合わせですよね!?
 
 
ということで、大根スムージーはなかなかハードルが高いので
秋の食材を使用したスムージーのレシピを2つご紹介♪


ほうれん草と梨&オレンジのスムージー

・ほうれん草 ...1株(約60g)
・梨  ......1/4コ(約80g)
・オレンジ ....1/4コ(約60g)
・水  ......50ml(お好みで調整)
 
※※
・ほうれん草を小松菜にするとほうれん草よりもすっきりした味わいに。
・冷凍ほうれん草でももちろん代用できます。今の時期のほうれん草より(旬の甘くなった時期のものなので)意外と甘いかも。
・ほうれん草は生だとシュウ酸があるので”毎日”や”大量摂取”は向きません。
 今回は生でも食べられるサラダほうれん草を使用しました。
 
 

キャベツと柿のスムージー(写真にキャベツがいなくてごめんなさい)

・キャベツ ...1/8コ弱(約70g)
・柿 ......1/2コ (約80g)
・蜂蜜レモン ..大さじ1と1/2(お好みで調整)
・水  ......50ml(お好みで調整)

 
 

最後に使った野菜と果物の効能について少しだけ。

■ほうれん草
・ベータカロテンが豊富。皮膚や粘膜の強化に。
・食物繊維が豊富→便秘解消
・鉄分が豊富(植物からの鉄分補給のポイントとしてはビタミンCとタンパク質をとると摂取しやすく)
 
■キャベツ
・アブラナ科のお野菜なので免疫力UPデトックス効果に期待!
・胃腸の粘膜保護。潰瘍予防。(特に葉の内側。春キャベツの方が実はこの力は強め)
・意外とビタミンCも豊富
 
■梨
・それほどビタミンはふくみませんがカリウムやタンパク質分解酵素を含む→食べ過ぎや二日酔いに
・アスパラギン酸を含む→疲労回復に(気温差の激しい今の時期にぴったり)
 
■柿
・ビタミンCがとっても多い&ベータカロテンが豊富→抗酸化ビタミン豊富でアンチエイジング、美肌効果
・タンニンとカリウムが豊富→二日酔いに
・ペクチン(水溶性食物繊維)が豊富→コレステロールを下げる、便を柔らかくし出しやすく
 

 

これが身体にいいんだって!!と聞いた食べ物のばっか食べはせず
バランスよく。ほどほどに。がベスト。
美味しく楽しく秋の味覚を満喫したいですね。(^^)
 

広田 恭子

KYOKO HIROTA

ベジフルビューティーアドバイザー