8日ほどのお休みをいただき、アメリカ合衆国、南カリフォルニアのPalm Springsに行ってきました。
PMA Annual Meetingへの参加は初めてなので、要領がわからずちょっと緊張しながら。

さて、ちょっとPMAとは何か？の説明を少し。
PMA(Pilates Method Alliance)とは、アメリカ合衆国のフロリダに本部を置く、ピラティス専門の国際基準の資格を認定する非営利組織。

主要なピラティスの団体がPMAに所属していますが、PMA-CPT(Certified Pilates Teacher)という資格をPMAから認定されるには、各団体でのマシンピラティス認定資格者が、さらにPMAが作成した統一試験を受けることになります。

私は今年の夏にようやくPMA-CPTを取得しました。これを機会にAnnual Meetingに参加することで資格更新もできますし、海外の様々な団体のピラティスのリーダーたちに触れるまたとない機会（年に一回開催なので毎年行ける？）。まずはPMAデビユーのためPalm Springsへいざ！

San Franscisco国際空港で国内線に乗り継ぎして、約１時間半でPalm Springsへ。すでに乗り込む人たちからして、半袖短パンのリゾートっぽい服装の人が多い。砂漠だよ、と聞いていましたが、なるほど窓からの景色はどこまでも続く壮大な木のない茶色の山の連続。

山脈に囲まれた地形のためPalm Springsは高温乾燥の天候。有名なゴルフコースがいくつかあり、有名人の避寒地として発展しホテルが増え、その後は定住者も増えていったそうです。

もともとのインディアンの土地であったところは、今も健在し別区画になっており、昔から生育されていた椰子の木のパームと、土地の下に存在する温泉スプリングスが、Palm Springsの名前の由来になっています。

Palm Springs国際空港に降り立つと、真夏のような暑さとパリッと乾燥した空気。タクシーで30分ほどでIndian Wellsというところにある会場のホテルに到着。上の写真のヤシの木に囲まれた道の先がホテルです。

ホテル内のプールには残念ながら入れる時間はなく、朝から晩までのみっちりスケジュール。でもテラスでの朝食やリゾート感たっぷりのホテルの雰囲気は開放的で、夜は涼しくリラックスできました。

1日目のプレカンファレンスは筋膜についての４時間のワークショップに参加。

2日目は下の写真の、オープニングセッションで始まり、その後は各会場に分かれてあらかじめ登録したマットクラスや様々なワークショップに参加。

私の選んだプレゼンテーションをざっくり内容をあげると、

・男性の骨盤底機能障害について

・ピラティス指導者のためのVoice skill

・人口膝関節のクライアントに対するアプローチ  pre&post rehabilitation ~fitness

・ピラティス指導者、スタジオ経営者の倫理規定について

・Pilates Fundamentals 神経伝達の再構築

・様々なプレゼンターのマットクラス

・リサーチ　フォーラム　６人のプレゼンターによる研究発表・ケーススタディ

３日間で本当にたくさんの情報量、プレゼンテーションの仕方も大変参考になりました。またここでもたくさんのインストラクターと知り合い、交友関係も広がりました。大変貴重な素晴らしい経験ができました。

カンファレンス終了後はサンフランシスコへ。この後のブログでまた報告します！

WRITER

濱口　由美子

YUMIKO HAMAGUCHI

株式会社スプリングスピラティス代表
トップインストラクター
ピラティス /ジャイロトニック/ 理学療法士