1年前のカナダ研修を振り返って

2018.2.22

 
   
   
   
   

前回のブログで昨年カナダにISM(Integrated System Model) Seriesの研修に参加してきたことに触れました。
全部で6ヶ月間に3回のカナダへの渡航を経験し、
我ながらすっかりカナダのバンクーバー空港だけは慣れた感じです。

 

さて、その第1回目から1年経ち、改めて当時の私の緊張ぶりというか、
必死だった感じを当時の写真を見ながら振り返ってみました。

 

研修の場所は、バンクーバー国際空港から電車とバスを乗り継いで約1時間半の
Surrey(サレー)というBritish Colombia州の街にある、Diane Lee先生のクリニック。
Diane Lee & Associatesという名前の理学療法クリニックで、下の写真のガラス張りのクールで洗練された外観のビルの1階。
クリニックはヨガスタジオも併設し、とてもアットホームな雰囲気。

 

ここで5日間、講義&実技をみっちり。
この講座は事前にオンライン学習が必須なので、実際のコースはそれを踏まえてどんどん進んでいきます。
日本でもDiane先生の講義は受けたのですが、全く異なりハイスピード!(通訳がないので当然ですよね)
情報量の多さに、ついて行くのが大変でした。

 

それでもコースのアシスタントの先生方や、仲間に助けられ、
なんとか全コースを修了することができました!
本当にみんな熱心で優しくて素晴らしい理学療法士さんばかりです。
偶然にも日本から、しかも都内の比較的近いところから2名の仲間がいて、
どんなにこころ強かったことか。

下の写真は最終日に修了証書を渡された際に、Diane先生と記念に。
前日のオンラインテストで前の夜はあまり睡眠時間がなく、ノーメークで疲れ気味の顔の私ですが。
やりきった充実感!

 

そのDiane先生の凄さは一言では言い表せませんが、
試行錯誤の長い期間を経て作り出されたコンセプトを、こうして直接学ぶことができたのは、
本当に貴重な経験でした。

 

私も一応、ISM trained Physiotherapistの一員である、ISM Series Graduateとして
Learn with Diane Leeというサイトに名前をのせていただいています。
このサイトにはISM のコースの情報だけでなく、世界中のISM Seriesの卒業生全員の名前が登録され、自国のクライアントさんが海外に行った時に、その国でISMの理学療法を行なっているセラピストに紹介したりするのに役立ちます。

クリニックから車で15分くらいでWhite Rockの海岸へ。
Air B&Bも海岸近くにとり、気分転換にもなりました。
ここはカナダの南端なので、海の向こうは合衆国。

おまけですが、
カナダに来たらFish & Chipsということで、
帰国前日に寄ったバンクーバーのダウンタウンで探したカナダっぽいレストラン。

ISMのコンセプトを日々のレッスンの中に取り入れていますが、
まだまだ深い知識と考察と経験が必要、時間をかけてゆっくり染み込ませていきたいと思います。

濱口 由美子

YUMIKO HAMAGUCHI

株式会社スプリングスピラティス代表
トップインストラクター
ピラティス /ジャイロトニック/ 理学療法士